AND, OR, NOT, ( ) の検索演算子を使って検索式を作ることで、検索の効率が大幅に上がります!
※ 以下の例にて、△は空白スペースを示しています。
■ AND
入力したキーワードを全て含むものを検索します。
指定するキーワードの間に「△AND△」、もしくは「△」(スペースのみ)を入力します。
インターネットの検索エンジンでもおなじみの方法です。
■ OR
入力したキーワードのうち、どれかひとつでも含むものを検索します。
指定するキーワードの間に「△OR△」と入力します。
例)「ビール」もしくは「ワイン」どちらかを含む記事を検索する
■ ( )丸カッコ
検索式の優先順位を指定します。四則演算でも使用されますね。
例)「ビール もしくは ワイン のどちらか」と「新製品」の両方が含まれる
■ NOT
指定したキーワードを含まない検索をします。
指定するキーワードの前に「△NOT△」と入力します。
その他特殊なキーワード設定など、詳しくは提供元のマニュアル で確認ができます。
検索画面にて、下図のように「詳細」をクリックすると、より詳しく検索条件を設定できる画面が開きます。
なかでも特徴的な「同義語展開」「シソーラス展開」を紹介します。
同義語展開
入力した検索語の同義語を自動的に含め、記事を検索します。
初期設定は「する」になっています。
同じ あるいは 近いテーマを持った記事を、モレなく検索することができます。
例)「玩具」と入力して検索すると「おもちゃ」も含めた検索を行います
※ 逆に、特定の用語を含んだ記事のみ必要な場合は「しない」に切り替えます。
シソーラス展開
シソーラスとは: 同義語・類義語などを分類・整理した語彙集(デジタル大辞泉より)
入力した検索語の下位概念に相当する用語を含めて、記事を検索します。
総論的な記事から具体的な事例まで、幅広くまとめて検索することができます。
初期設定は「しない」になっています。 ※ シソーラスの典拠は「日経シソーラス」です
例)「家電」と入力して検索する場合
シソーラス展開「しない」→ 単に「家電」で検索します
シソーラス展開「する」 → 「家電」に含まれる「アイロン」や「掃除機」も含めて検索します
検索結果の件数表示画面には、入力した検索語に応じて、絞り込みキーワードや分類が自動的に表示されます。
クリックすると検索語として追加され、ヒット件数が多い場合に 件数を絞り込む ことができます。
・・・他にも!便利な使い方・・・
論文・レポートのテーマ設定のヒントとして
関連する言葉が自動的に表示されるので、自分では思いつかなかったキーワードが出てくるかもしれません。
そのキーワードを使ってさらに検索の幅を広げてみましょう。
具体的事例の入手
関連する企業名、商品名、事件や事例・・・ 新聞記事から関連語を拾ってくるので、時事に強く具体的な事例に関する情報が入手できます。このような事例は、論の説得力を高めるための材料、裏付けや根拠として使うことができます。