『なぜわが子を棄てるのか―「赤ちゃんポスト」10年の真実』 NHK取材班
「こうのうとりのゆりかご」10年の軌跡を辿ったルポです。こどもの命、追い詰められた女性、責任をとらない男性、さまざまな角度から問題を考えることができる本です。
『未来の年表:人口減少日本でこれから起きること』 河合雅司著
人口動向からみた場合、日本は消滅の危機にあります。人口減少によって日本はどのような状況になるのかを、未来年表に基づいて予想した本です。
『未来の年表2:人口減少日本であなたに起きること』 河合雅司著
「未来年表」に続く第2段で、人口減少社会が日常生活にどのような変化をもたらすのかを具体的に検討した本です。
『里親であることの葛藤と対処:家族的文脈と福祉的文脈の交錯』 安藤藍著
日本の社会的養護は、子どもの権利条約、児童福祉法改正などを含め、施設養護中心から、家庭養護中心へ と大きく変化することが示されています。本書は、家庭養護の中心である里親養育の優位性と危険性をインタビュー調査から明らかにしたものです。
『生活保護ソーシャルワークはいま:より良い実践を目指して』 岡部卓,長友祐三,池谷秀登編著
生活保護制度の特徴は、最低生活保障と自立助長という、一見矛盾しているかにも見える2つの課題を、ソーシャルワークを媒介として、同時に実現していくという点にあります。この本は、それを理論的に示すとともに、多くの具体的実践を通じて検討しています。
『大学スポーツの新展開:日本版NCAA創設と関西からの挑戦』 大学スポーツコンソーシアムKANSAI編
『「現代スポーツ評論」36号 大学スポーツの産業化』 友添秀則編
『競技志向と健康志向のスポーツ科学』 宮下充正著.
『世界を変えた6つの「気晴らし」の物語』 スティーブン・ジョンソン著/大田直子訳
本気の遊びがイノベーションを生むーー世界の見方が変わる一冊。
『歴史は実験できるのか―自然実験が解き明かす人類史』 ジャレド・ダイアモンド著/小坂恵理訳
歴史に「もしも」があったら…。新しい手法を駆使して歴史に実験を試みた斬新な一冊。
『日常と非日常からみるこころと脳の科学』 宮崎真、阿部匡樹、山田祐樹 [ほか] 編著
「自分でくすぐるとくすぐったくない」「危険な経験はスローモーションに感じる」…あたりまえだけど不思議な体験を、心理学と脳科学でひもとく一冊。
『分かちあう心の進化』 松沢 哲郎著
同じ生命を有する動物たちとの比較から見えてきた言語や芸術の本質、暴力の起源、そして愛とは。
『進化心理学を学びたいあなたへ-パイオニアからのメッセージ』 王暁田/蘇彦捷編
険しい道を切り開き、新しく魅惑的な学問領域を開拓した大勢のパイオニアからのメッセージ
『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』 津川友介著
ちまたに溢れる健康情報のうち、科学的に証明されている情報はどれでしょうか。最新の膨大な研究論文をもとに著者が解説。健康への努力を無駄にしないために読みたい一冊。
メタボ健診を受けていれば長生きできる、テレビを見せると子どもの学力が下がる、偏差値の高い大学へ行けば収入が上がる…そんな通説を一刀両断。因果関係の証明をわかりやすく解説した一冊。
『見えるものと観えないものー横尾忠則対話録ー』 横尾忠則著
多才な画家の著者と、世界的に活躍する各界の一流人との対談は、皆さんに多くのインスピレーションをもたらしてくれるでしょう。
『感性論ーエステティックスー開かれた経験の理論のために』 岩城見一著
読み応えのある本書は、感性を本格的に学びたい人、感性の本質を知りたい人、芸術や哲学に関心がある人に特にお勧めです。
『子どもの感性を育む』 片岡徳雄著 (出版社在庫切れのため購入不可)
感性に興味がある人のみならず、教員を目指す人は読んでおかれるとよいでしょう。
『プルーフ・オブ・ヘブン』 エベン・アレグザンダー著
脳神経外科医が自らの臨死体験について著した本書は、あなたの価値観を変える一冊になるかもしれません。
『十牛図入門ー「新しい自分」への道ー』 横山紘一著
授業で紹介した本書を読んだ受講生が、「もっと早く読んでいればよかった!」という感想を述べた本です。人生の意味を教えてくれる本書は、苦しい時にもあなたを支える一冊になるでしょう。競技生活の意義をより深く知りたい人にもお勧めです。
『池上正の「子どもが伸びるサッカーの練習」』 池上正監修
将来、教職を目指している学生さんへ
池上さんがこれまでに、50万人の子供を教えてノウハウがつまっている。「子どもたちへの指導」とは、ヒントがたくさんあります。
『「学力」の経済学』 中室牧子著
経済学者の視点から、データを用いて教育を分析している。
『子どものボールゲーム指導プログラム「バルシューレ」』 奥田知靖著
バルシューレとは?
”自由にプレーさせる”という重要な方針がある。知能や能力は直感的に、無意識に、ゲームの中で身につくものであり、潜在的学習といわれる。”自由なプレーが上達の最上”の道と考え、”倣う前にやってみること”を重視する。
『〈オトコの育児〉の社会学――家族をめぐる喜びととまどい』 工藤保則・西川知亨・山田 容 編
父親としての育児の経験から、夫婦関係、親子関係、社会関係にまで視野を広げていく経験社会学の書。この書が使っている社会学の理論や方法を知ることで、将来、育児をしようと思う人も、想像もつかない人も、育児に限らず、自分や他者、そして社会の福祉(しあわせ)について考えることができるだろう。
『脱常識の社会学――社会の読み方入門』 ランドル・コリンズ著
私たちがよいと思っていることが、実は社会や人々の福祉(しあわせ)にとって、プラスではないこともある。私たちが営んでいる日常生活の構造について考える道具を提供してくれる好著。
『どんとこい、貧困!』 湯浅誠著
社会資源、社会学的想像力、貧困の再生産(とそこからの脱出)など、社会福祉や社会学にとって重要なテーマを、きわめて分かりやすく明快に解説している。中学生以上を読者対象としたシリーズであるが、大学生にとっても学べるところが多い本。
『ボディ・スタディーズ:性、人種、階級、エイジング、健康/病の身体学への招待』 マーゴ・デメッロ著
人間健康学部のカリキュラムにおいて隠れたキーワードとなっている「身体文化」を考える上で重要な視点を網羅した研究入門書です。
『市民マラソンがスポーツ文化を変えた』 亀井克之、杉本厚夫、西山哲郎ほか著
日本は世界的にみても市民マラソン大会が盛んな国ですが、本書は市民マラソン大会の開催や参加を通じて、地域社会にどういう貢献ができるかを考えたものです。
『体育の科学』(2017年1月号) 海老原修ほか著
学校の運動部活動は、人間健康学部の学生にとって身近で関心の高い事柄ですが、少子化や顧問希望者の不足からその将来が危ぶまれています。本書では、その現状を分析し、未来をどう切り開くべきかが検討されています。
『東京オリンピック:「問題」の核心は何か』 小川勝著
2020年に再び東京で開催されるオリンピック・パラリンピック大会について問題点を整理した本。これを読んで、オリンピック・パラリンピック大会を開催する意義について、また何をレガシー(遺産)として遺すべきかについて考えてみてください。
『近代スポーツ文化とはなにか』 西山哲郎著
スポーツ文化を、歴史や社会を背景に広く見直し、その問題点を反省すると同時に、その価値についてスポーツ嫌いな人にも胸を張って説明できるような知見が盛り込まれた本です。
『武器としての人口減少社会:国際比較統計でわかる日本の強さ』 村上由美子著
わが国は超高齢化が進行している。これは日本社会にとってはマイナスだと一般的に捉えられている。しかし、、著者はそうではなく、マイナスと見なされていることを強みとすることで、これからの日本社会の展開を論じている。その根拠を国際比較の統計データで示しており、説得力がある。
『やり抜く力:人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』 アンジェラ・ダックワース著, 神崎朗子訳
成功に導く要因は目標を達成しようとする「情熱」と最後まで努力する「粘り強さ」から成る「やり抜く力」だと、筆者は言う。この説の根拠は、多くの人々へのインタビュー結果を定量化することで導き出された。「一生懸命さ」を軽視しがちな人にはお薦めの1冊である。
『私たちが戦後の責任を受けとめる30の視点』 熊谷伸一郎ほか著
21世紀のグローバル社会の中で自分は何ができるのか。国家に囚われないつながりを実現するために、まずは自分の親や祖父母が経験したことを知ることが大前提となる。そこから、明治、江戸、戦国、鎌倉、平安、飛鳥、弥生、縄文へと遡っていければ。。
『自分の中に毒を持て-あなたは”常識人間”を捨てられるか』 岡本太郎著
「1人ひとりが本気で考え、自分の思いを爆発させなければ、世界はつまらなくなる」という岡本の言葉は、今の時代にこそ必要かもしれない。
『世界の美しさをひとつでも多く見つけたい』 石井光太著
>東北の被災地やアジアやイスラムの貧困・戦闘地帯を旅し、そこに暮らす人々の人間としての美しさを伝えるノンフィクション作家石井光太さん。彼の作家活動の背景を知る良き入門書。
『サピエンス全史:文明の構造と人類の幸福』 ユヴァル・ノア・ハラリ著
わたしたちはどこから来て、どこへ行こうとしているのか。自分とは何ものであるかを10万年単位で考えることは、この閉塞した社会のなかで自由になるためには必須だと思う。
『日本人はなぜ無宗教なのか』 阿満利麿著
日本では多くの人が初詣やお盆の墓参りには行くにも関わらず、「無宗教」と答えるのはどうしてでしょう。生きていくことの意味や死んだらどうなるのかを考える時、「宗教」以外に何をてがかりにすればいいのかを考えるうえでひとつの参考になると思います。
『脳を鍛えるには運動しかない!』 ジョン・レイティほか著
文武両立の可能性と必要性について新たな発見をもたらしてくれる本です
『Go Wild 野生の体を取り戻せ!』 ジョン・レイティほか著
文明化以前の人類の暮らしから、わたしたちが健康で健幸に生きるためのヒントを与えてくれます
『人体600万年史』 ダニエル・リーバーマン著
人類の進化の歴史を解き明かすことで、生活習慣病などの〝現代病″への処方箋を提示してくれます
『愛はなぜ終わるのか』 ヘレン・フィッシャー著
「なぜ彼氏(彼女)は浮気をするのか?」など恋愛に悩みがある方は手にとってみてください
『性の進化論』 クリストファー・ライアンほか著
人類はかつて〝乱婚″だったと主張してセンセーショナルな論争を巻き起こした〝問題作″です