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*企画展のご案内(総合図書館): 2020年度 春学期:「知りたい!」が未来をつくる 「知りたい!」で世界をひろげる

【2020年度 春学期】

  書籍を通じて科学者の生き方・考え方、科学のおもしろさ・素晴らしさを届ける企画、『科学道100冊』。

  読みやすくて、純粋に、おもしろい。そんな本が選出されているので、

  文系学部生など、理数系に苦手意識のある人に特におすすめです。

「知らない」「わからない」「難しい」を「知りたい!」へ繋げる本がきっと見つかるはず。

  今のこの時間を、実りあるものにする一助となりますように。

資料リスト
元素ハンター 美しき数学
科学する女性 科学道クラシックス

 

資料番号の背景色によって、本のある場所や利用方法がちがいます。

うすい青 総合図書館2階 展示コーナーで本を展示中です   むらさき

関西大学内、他キャンパスの図書館にあります

取り寄せ可能です!詳しくはこちらのボックスで。

         
うすい緑

総合図書館の書庫にあります

請求方法は こちら から。

  濃い青

関西大学にありません

でも、こんな手段で利用できます!詳しくはこちら

資料タイトル部分のリンクから、KOALAの所蔵詳細画面へリンクします。

1-01 世界で一番美しい元素図鑑
セオドア・グレイ著 ; 武井摩利訳
水素、ヘリウム、炭素、酸素……なじみある元素でも、その姿かたちは未知の世界だ。自称元素コレクターの著者が、118元素の純粋状態や使用例を集めて写真に収めた博物館のような一冊。きっと身の回りの物質が気になり始める。 
1-02 元素生活 完全版
寄藤文平著
売れっ子イラストレーターが118個の元素をキャラ化した図鑑。すぐに蒸発する水銀や亜鉛はパンクヘアー、原子量が多いのはデブ、最近発見されたものは赤ちゃん……。クセの強いキャラにわかりやすい解説つき。お気に入りの元素を見つけたくなる。
1-03 元素をめぐる美と驚き : アステカの黄金からゴッホの絵の具まで(上・下)
ヒュー・オールダシー=ウィリアムズ著 ; 安部恵子 [ほか] 訳
長い歴史の中で地理、経済、美術、ファッションまで深い影響を与えてきた元素。ク レオパトラの晩餐でキーとなったのはカルシウム?ナポレオンの死因はヒ素中毒?印象派の画家に革命をもたらした顔料は?周期表に込められた豊かな物語を紐解く。
1-04 いちから聞きたい放射線のほんとう : いま知っておきたい22の話
菊池誠, 小峰公子著 ; おかざき真里 絵とマンガ
放射線と放射能って何が違うの?被ばくすると体はどうなる?ベクレルやシーベルトって何?ニュースで聞いても、わからないことだらけ。福島出身のミュージシャンが原発事故を機に感じた素朴な疑問を、物理学者に投げかけた問答集。
1-05 インサイド・ザ・ストーン : 石に秘められた造形の世界
山田英春著

生物が現れるずっと前から、煮えたぎり、冷え固まり、溶け、再び結晶化という歴史を辿ってきた石。その内側の断面には、まるで細胞や地形図、海中のような造形が広がっていた!酸素やケイ素が織りなすミクロな世界。石の中に入り込むビジュアルブック。
1-06 粒でできた世界
結城千代子, 田中幸著 ; 西岡千晶絵

1-07 分子は旅をする : 空気の物語
岩村秀, 吉田隆著

1-08 星屑から生まれた世界 : 進化と元素をめぐる生命38億年史
ベンジャミン・マクファーランド著 ; 渡辺正訳
元素から生命の謎に迫る!

1-09 ビーカーくんのゆかいな化学実験 : その手順にはワケがある!
うえたに夫婦著

1-10 タングステンおじさん : 化学と過ごした私の少年時代  
オリヴァー・サックス著 ; 斉藤隆央訳

1-11 炭素文明論 : 「元素の王者」が歴史を動かす
佐藤健太郎著

1-12 知られざる鉄の科学 : 人類とともに時代を創った鉄のすべてを解き明かす
齋藤勝裕編著

1-13 すごい!希少金属
齋藤勝裕著

今話題のレアメタルとは?
1-14 ウラニウム戦争 : 核開発を競った科学者たち
アミール・D.アクゼル著 ; 久保儀明, 宮田卓爾訳

1-15 錆と人間 : ビール缶から戦艦まで
ジョナサン・ウォルドマン著 ; 三木直子訳

1-16 三つの石で地球がわかる : 岩石がひもとくこの星のなりたち
藤岡換太郎著

1-17 賢治と鉱物 : 文系のための鉱物学入門 = Minerals and Miyazawa
加藤碵一, 青木正博著
宮沢賢治が愛した鉱物

2-01 世にも美しき数学者たちの日常
二宮敦人著
数学者のアタマの中ってどうなっているんだろう? 数学者と数学マニア11人にインタビュー。「数学の問題を解くことは、人生を考えること」「芸術に近いかもしれない」。聞けば聞くほど謎が増える。 想像以上に変人、いや天才だった。
2-02 「数」の日本史 : われわれは数とどう付き合ってきたか
伊達宗行著
20歳はなぜ「はたち」?九九はいつからあった?縄文時代から明治、昭和まで、 日本人と数とのかかわりをたどる一冊。平安から室町に芽吹き、江戸に花咲く日本の数文化を、再発見してほしい。
2-03 はじめアルゴリズム
三原和人著
 方程式の概念や解き方を説明するおまけページやカバーの袖についた「数学者列伝」も見どころ! 
2-04 フラットランド : 多次元の冒険
エドウィン・アボット・アボット著 ; 冨永星訳
さまざまな図形が平面の中で生活する二次元の国フラットランド。ある日、正方形の「私」のもとに「球」が訪れ三次元の国の存在を告げる―。 アインシュタインが四次元を語る30年以上前の1884年に刊行された、次元の本質を捉えた名作物語。
2-05 黄金比 : 自然と芸術にひそむもっとも不思議な数の話
スコット・オルセン著 ; 藤田優里子訳
美しき数学は自然の中に現れる。貝殻の形や葉っぱの付き方、古代の遺跡や人体のデザインにいたるまで、偉大なる自然の秩序が隠れている。プラトンをも魅了した物事をもっとも美しく見せる黄金比。たくさんの図版で堪能あれ。
2-06 ぼくと数学の旅に出よう : 真理を追い求めた1万年の物語
ミカエル・ロネー著 ; 山本知子, 川口明百美訳
数をめぐる1万年の物語

2-07 素数の音楽
マーカス・デュ・ソートイ [著] ; 冨永星訳

2-08 「無限」に魅入られた天才数学者たち
アミール・D・アクゼル著 ; 青木薫訳

2-09 ふしぎなたね
安野光雅作

2-10 サム・ロイドの「考える」パズル
[サム・ロイド著] ; 伴田良輔編訳解説
100年前のパズルに挑戦

2-11 数学ガール
結城浩著

2-12 フィボナッチ : 自然の中にかくれた数を見つけた人
ジョセフ・ダグニーズ文 ; ジョン・オブライエン絵 ; 渋谷弘子訳

2-13 定理が生まれる : 天才数学者の思索と生活
セドリック・ヴィラーニ著 ; 池田思朗, 松永りえ訳 ; クロード・ゴンダール画
日記に見る数学者のリアル
2-14 若き数学者への手紙
イアン・スチュアート著 ; 冨永星訳

2-15 数学する身体
森田真生著

3-01 世界を変えた50人の女性科学者たち
レイチェル・イグノトフスキー著 ; 野中モモ訳
キュリー夫人だけじゃない! 科学や技術、工学、数学の分野で活躍しながらも歴史の陰に隠れがちだった女性科学者。世界を変えた古今東西の女性たちの夢と冒険に満ちた足跡を追う。
3-02 すべてのいのちが愛おしい : 生命科学者から孫へのメッセージ
柳沢桂子著 ; 赤勘兵衛絵
生命科学者のおばあちゃんから孫の里菜ちゃんに届いた50通の手紙。誰に教わることもなくチョ ウの幼虫は脱皮し、ウミガメは生まれた場所に戻ってくる。いのちと自然の不思議へ、驚嘆する感性をひらいてくれる。
3-03 ラボ・ガール : 植物と研究を愛した女性科学者の物語
ホープ・ヤーレン著 ; 小坂恵理訳
植物に魅せられた少女、ホープ・ヤー レンが研究者を志し、自分の理想のラボを築き上げる様子を描いた自伝的物語。男性中心の学問界での苦労、信頼できる仲間との友情、出産の喜びが、四季の木々への眼差しととも鮮やかに描かれる。
3-04 ロケットガールの誕生 : コンピューターになった女性たち
ナタリア・ホルト著 ; 秋山文野訳
1940年代に始まるアメリカの宇宙開発の裏には、数学に秀でた女性たちがいた。「コンピューター」と呼ばれた彼女たちは、ロケットを設計し初のミサイルの打ち上げに貢献した、エンジニアの先駆けだった。インタビューで蘇る、宇宙にかけた情熱の日々。
3-05 CRISPR (クリスパー) 究極の遺伝子編集技術の発見
ジェニファー・ダウドナ, サミュエル・スターンバーグ著 ; 櫻井祐子訳
ヒトゲノムを構成する約32億文字から、たった一字の誤りを探し出し修正する技術、CRISPR-Cas9。著者のダウドナ博士は自分の開発した技術が病の治療に限らず、遺伝子操作技術と して広がっていく様におののく。臨場感溢れる生命倫理の「いま」。
3-06 研究するって面白い! : 科学者になった11人の物語
伊藤由佳理編著
理系女性にインタビュー

3-07 マリー・キュリー : 新しい自然の力の発見
ナオミ・パサコフ著 ; 西田美緒子訳
3-08 センス・オブ・ワンダー
レイチェル・カーソン [著] ; 上遠恵子訳 ; 森本二太郎写真

3-09 生きがいについて
神谷美恵子著

3-10 ダーウィンと出会った夏
ジャクリーン・ケリー作 ; 斎藤倫子訳
11歳の科学少女の物語

3-11 飼育少女
仲川麻子著

3-12 ほぼ命がけサメ図鑑

沼口麻子著
サメの寿命は400歳!?

3-13 苔とあるく
田中美穂著 ; 伊沢正名写真
日記に見る数学者のリアル
3-14 世界でさいしょのプログラマー : エイダ・ラブレスのものがたり
フィオナ・ロビンソンさく ; せなあいこやく

3-15 数字はわたしのことば : ぜったいにあきらめなかった数学者ソフィー・ジェルマン
シェリル・バードー文 ; バーバラ・マクリントック絵 ; 福本友美子訳

3-16 宇宙飛行士になる勉強法
山崎直子著
NASAの裏話が満載

3-17 奇跡の脳
ジル・ボルト・テイラー [著] ; 竹内薫訳
脳卒中からの復活物語

3-18 ダークマターと恐竜絶滅 : 新理論で宇宙の謎に迫る
リサ・ランドール著 ; 塩原通緒訳
美人科学者の宇宙論

C-01 科学と科学者のはなし : 寺田寅彦エッセイ集
寺田寅彦[著] ; 池内了編
夏目漱石の教え子で、詩情あふれる文章を残した物理学者・寺田寅彦が、日常のことがらを科学的な目線で綴ったエッセイ集。
C-02 湯川秀樹 : 旅人 : ある物理学者の回想
湯川秀樹著
日本人初のノーベル賞受賞者、湯川秀樹が自身の半生を綴った本です。小学校高学年の時に読み、一つのことを突き詰める姿勢に感銘を受けました。「科学者になりたい」と思ったきっかけであり、僕の最初のヒーローです。湯川さんが提唱した原子核の「核力」の謎に没頭し、今もその解明に取り組んでいます。
 
数理創造プログラム プログラムディレクター
初田哲男
C-03 ご冗談でしょう、ファインマンさん (上・下)
R. P. ファインマン著 ; 大貫昌子訳
ファインマンさんの人柄と研究愛を感じる自伝です。彼は学者でも特別おもしろい人だと思います。
 
脳神経科学研究センター 数理脳科学研究チーム チームリーダー
豊泉太郎
C-04 「科学者の楽園」をつくった男 : 大河内正敏と理化学研究所
宮田親平著
戦前戦中の理研を支えた大河内正敏さんに興味があります。彼は科学者の可能性を信じた人だったと思います。
 
開拓研究本部 長瀧天体ビッグバン研究室 主任研究員
長瀧重博
C-05 生きること学ぶこと(学問の発見 : 数学者が語る「考えること・学ぶこと」)
広中平祐著
フィールズ賞に輝く世界的な数学者の自伝。挫折もありながら強い意志で難問に挑む過程に勇気をもらう。
C-06 いかにして問題をとくか
G.ポリア著 ; 柿内賢信訳
問題には解くための手順がある。数学をはじめ、普遍的に使える「考え方」を教えてくれるベストセラー。

C-07 科学と仮説
ポアンカレ著 ; 河野伊三郎訳
フランスの数学者、理論物理学者、アンリ・ポアンカレが、科学における仮説の役割を分析した科学思想の古典。
C-08 科学の発見
スティーヴン・ワインバーグ著 ; 赤根洋子訳
ノーベル物理学賞受賞者のスティーヴン・ワインバーグが、現代の科学者の視点から、科学史に名を残す偉人を痛快に裁く。

C-09 ソフィーの世界 : 哲学者からの不思議な手紙
ヨースタイン・ゴルデル著 ; 池田香代子訳
脳の研究をしている人は哲学から入る人も多い。私も『ソフィーの世界』を読み、世の中はどのようにできているのか、自我とは何か、と考えるきっかけになりました。
 
脳神経科学研究センター 神経回路・行動生理学研究チーム 訪問研究員
田中和正

C-10 この世界を知るための人類と科学の400万年史
レナード・ムロディナウ著 ; 水谷淳訳
人類はなぜ科学を生み出せたのか。人類誕生から量子論の発展まで追いかけ、科学の進歩や科学者の挑戦をあぶり出す。

C-11 New scientist起源図鑑 : ビッグバンからへそのゴマまでほとんどあらゆることの歴史
グレアム・ロートン著 ; ジェニファー・ダニエル絵 ; 佐藤やえ訳
銀河、生命、時間、文字、料理、ペット……さまざまな「始まり」の物語をビジュアルで楽しく解説する図鑑。

C-12 人間
加古里子ぶん・え
幼い頃から絵本作家・加古里子さんの本が大好きでしたが、彼が東京大学出身の工学博士だとは最近まで知りませんでした。科学の基礎知識があった上での精緻かつ親しみやすい絵柄、人体の構造だけでなく人類の歴史まで描いており、専門家が読んでも素晴らしい内容ではないかと思います。
 
バトンゾーン研究推進プログラム 人工ワクチン研究チーム テクニカルスタッフ 
鈴木千歳

C-13 せいめいのれきし
バージニア・リー・バートン文・絵 ; いしいももこ訳
銀河系の始まりから現在まで、命の歴史を網羅した内容の濃い絵本です。3歳と5歳の子も見入っています。
 
環境資源科学研究センター 合成ゲノミクス研究グループ 研究員
栗原恵美子
C-14 ファーブル昆虫記 : 完訳 (第1巻)
ファーブル [著] ; 山田吉彦, 林達夫訳
【ファーブルは少年文学じゃない】
お薦めとして最初に浮かんだのがファーブル昆虫記。科学精神に満ちています。ただ、ファーブル昆虫記はシートン動物記と並べられることが多いのですが、2つはかなり違う。シー トン動物記は子どもも楽しめる物語ですが、ファーブル昆虫記は細かな行動学論文集で、ものすごく長い。この本も1巻だけで上下巻、600ページかけてフンコロガシとハチについて書いてます。虫好きの子どもは読んでる暇がないんです(笑)。こんな風に書ける人って、どこか達観していますよね。
 
【虫が生きている世界を知りたい】 
子どもの憧れは、やっぱり図鑑と昆虫採集でしょう。捕まえてコレクショ ンしたいと思うのが当然です。それに比べるとファーブルは虫の採集に対するこだわりはなく、あるのはむしろその生きざまに対する興味。彼がこだわっているのは、虫そのものより、現象に対するものなんです。セミはなぜ鳴くのか、音は聞こえてるのか。私たちにとってはうるさいけど、セミは自分の声をどう思ってんだろう、というような虫の世界のロジックみたいなものを明らかにしようと悪戦苦闘しているんです。「標本に突き刺しただけでは虫を知ったとは言えない。生活の仕方や本能を知りたい」というのが ファーブルです。ハードではなくソフ トとしての科学であり、動物行動学に近いですね。非常に成熟した大人の視点なんです。『ファーブル昆虫記』には簡単に言葉にできない良さがあって、僕としては少し大人になってから寝転がって読むのが最高だと思います。(後略)
 
開拓研究本部 倉谷形態進化研究室 主任研究員
倉谷滋

C-15 オオカミ王ロボ
Wild animals I have known : The trail of the Sandhill Stag  / Ernest Thompson Seton
※原著を所蔵しています。翻訳版は公共図書館などで検索してみましょう。
 
【多彩に活動したシートン】 
小学生の間は図書館に入り浸って片っ端から読んでいましたね。冒険入門や百科事典、シャーロック・ホームズや明智小五郎……。『シートン動物記』に出会ったのもその頃です。どんなハンターにも屈しないオオカミ王のロボが、愛するビアンカを失ったことからついに罠にかかってしまい、人間が餌をやっても拒絶して、誇り高く死んだという物語にとても感動しました。その後、この本の訳・解説をしている今泉吉晴さんが書いたシートンの伝記を読んだのですが、シートンは生物学者であり、画家であり、探検家であり、ボーイスカウト運動や自然保護運動の創始者であり、画家のための動物解剖書まで出しているということを知りました。レオナルド・ ダ・ヴィンチ的なマルチな才能があり、社会に計り知れない影響を与えた人なのです。
 
【現場の知こそ本物の知】 
ロボの話はシートンが実際に牧場主に依頼されてオオカミ対策をした時の体験で、彼はまさに実践知を持っていた人なんです。しかし『動物記』 は学術界から「動物を擬人化している」「学問的な手順をとっていない」と批判されたそうです。シートンは学問の世界でも認められるよう、一生懸命、いわゆる科学書の『動物誌 』を書 きました。でも、やっぱり歴史に残ったのは『動物記』だったんです。そこが私にとっては胸をえぐるポ イントで、狭い学問の世界で認められることよりも、現場の知とは何なのか、本当の現場に貢献するとは何なのか、ということに強く憧れるんです。私が感動するのはそういう人たちなんですね。「シートンのように生きたい」と思います。
 
脳神経科学研究センター 精神疾患動態研究チーム チームリーダー 
加藤忠史

C-16 ソロモンの指環 : 動物行動学入門
コンラート・ローレンツ著 ; 日高敏隆訳
動物行動学のパイオニア、ローレンツ博士が動物と暮らして発見した生態をユーモアたっぷりに書いています。どう生物を研究すべきか、自然を観察するとはどういうことか、という科学の大事な視点が入っていて、高校生ながらに刺激を受けました。改めて読むと、脳科学として研究したいことも満載です。
 
脳神経科学研究センター 数理脳科学研究チーム チームリーダー
豊泉太郎

C-17 裸のサル : ヴィジュアル版
デズモンド・モリス [著] ; 日高敏隆訳
大学1年の英語教材でした。人類は海辺に住んだから体毛が減ったんじゃないかなど、大胆な仮説が刺激的でした。
 
脳神経科学研究センター 精神疾患動態研究チーム チームリーダー 
加藤忠史

C-18 種の起源 (上・下)
ダーウィン著 ; 渡辺政隆訳
ファーブルも同時代に発表されたダーウィンの進化論を検討しています。渡辺政隆さんの新訳が読みやすいです。
 
開拓研究本部 倉谷形態進化研究室 主任研究員
倉谷滋
C-19 ゲーテ形態学論集 (動物篇)
J・W・v・ゲーテ著 ; 木村直司編訳
僕の専門である形態学という言葉をつくったのがゲーテ。動植物の形に対する見方を最初に提示した人です。
 
開拓研究本部 倉谷形態進化研究室 主任研究員
倉谷滋
C-20 生物の驚異的な形
エルンスト・ヘッケル著 ; 戸田裕之訳
生物学者ヘッケルがデッサンした驚くべき形をした生物たち。太古の原生生物や奇妙な無脊椎動物など、100点の博物画集。
C-21 原色牧野日本植物図鑑 (1)
牧野富太郎著
日本の植物学の父と呼ばれる牧野富太郎が1216種もの草花を緻密に描き、分類し、つくりあげた図鑑。1940年初版刊行。
C-22 微生物の狩人 (上・下)
ポール・ド・クライフ著 ; 秋元寿恵夫訳
微生物研究で社会を救った13名の列伝記です。医学史研究者の間では「悪名高き古典」 らしいのですが、学問は人類が切磋琢磨してつくりあげるものだと感じられる良書です。
 
開拓研究本部 上野核分光研究室 専任研究員 
山崎展樹
C-23 北里柴三郎 : 雷 (ドンネル) と呼ばれた男 (上・下)
山崎光夫著
世界初の破傷風菌の純粋培養とペスト菌の発見を成し遂げた「近代日本医学の父」。生きざまを描いた伝記小説。
C-24 妻を帽子とまちがえた男
オリバー・サックス著 ; 高見幸郎, 金沢泰子訳
脳神経内科医オリヴァー・サックスが、奇妙な症状を抱える患者24人を愛情豊かに描いています。大学の授業で読み、神経科学を学ぼうと決めたきっかけの本です。何が人間を人間たらしめているのかを考えさせる、哲学的なところも魅力です。
 
国際部 
アダム・フィリップス

C-25 脳のなかの幽霊
V・S・ラマチャンドラン, サンドラ・ブレイクスリー [著] ; 山下篤子訳
腕を切ったのにない腕が痛む 「幻肢痛」から脳の不思議を描いています。先端技術なしに患者さんとのやりとりだけで 解明するのが素晴らしい。
 
脳神経科学研究センター 精神疾患動態研究チーム チームリーダー 
加藤忠史
C-26 利己的な遺伝子
リチャード・ドーキンス [著] ; 日高敏隆 [ほか] 訳
遺伝子を擬人化して、遺伝子の視点から語っています。この本を機に新しいゲノム観が続々と生まれました。
 
脳神経科学研究センター 精神疾患動態研究チーム チームリーダー 
加藤忠史
C-27 日本列島の誕生
平朝彦著
深海での化石の研究とプレー トテクトニクスに基づいた地球観から生み出された、ダイナミックな日本列島誕生の物語。
C-28 川はどうしてできるのか : 地形のミステリーツアーへようこそ
藤岡換太郎著
ヒマラヤ山脈を越える川があるなんて、不思議じゃないですか?おもしろいので、とにかく読んでみてください。
 
開拓研究本部 倉谷形態進化研究室 主任研究員
倉谷滋

C-29 フンボルトの冒険 : 自然という「生命の網」の発明
アンドレア・ウルフ著 ; 鍛原多惠子訳
ゲーテと親交の深かったフンボルトは世界中を冒険した大科学者です。500ページ近い本ですがスラスラ読めます。
 
開拓研究本部 倉谷形態進化研究室 主任研究員
倉谷滋
C-30 コスモス (上・下)
カール・セーガン著 ; 木村繁訳
「秩序ある全体としての宇宙」をこれほどおもしろく語る本はありません。高校時代に読んで以来ずっと宇宙や人生と向き合う時の精神的な拠り所になっています。
 
開拓研究本部 上野核分光研究室 専任研究員 
山崎展樹
C-31 ホーキング、宇宙を語る : ビッグバンからブラックホールまで
A brief history of time : from the big bang to black holes / Stephen W. Hawking
※原著を所蔵しています。翻訳版は公共図書館などで検索してみましょう。
 
大学時代、進路を模索し、読み漁った中で出会った一冊です。ホーキング博士は宇宙の始まりやブラックホールの謎は、数学と物理を使えばすっきり理解できるはずと語っています。その明快さと壮大さにロマンを感じ、宇宙物理学専攻を決めました。今でもたまに読み返し、真理を追求し続ける気持ちを再認識します。
 
開拓研究本部 長瀧天体ビッグバン研究室 主任研究員
長瀧重博
C-32 数の悪魔 : 算数・数学が楽しくなる12夜
エンツェンスベルガー著 ; ベルナー絵 ; 丘沢静也訳
数の悪魔が毎晩夢の中に現れ、少年に数学の魅力を教えるス トーリーです。素数やフィボナッチ数、パスカルの三角形、黄金比などをテーマに、小難しくなく、数と遊ぶ楽しさと不思議さを教えてくれます。小学校高学年の頃に読んで、「問題が解けて嬉しい」という以上の数学の奥深さに目覚めました。
 
数理創造プログラム 特別研究員
杉浦拓也

C-33 零の発見 : 数学の生い立ち
吉田洋一著
普通は0という数字がイノベーションだと気付きません。それを発見して驚くのが、研究者に必要な力だと思います。
 
脳神経科学研究センター 精神疾患動態研究チーム チームリーダー
加藤忠史
C-34 フェルマーの最終定理 : ピュタゴラスに始まり、ワイルズが証明するまで
サイモン・シン[著] ; 青木薫訳
360年間解けなかった超難問をめぐるノンフィクションです。私のような研究者にも、時に「わかった!」 という瞬間が訪れ、幸福感に包まれることがあります。この本では天才数学者ワイルズがフェルマーの最終定理を証明したその瞬間を「言葉にならない美しい瞬間」と振り返ります。そのリアリティは圧巻です。
 
創発物性科学研究センター 創発物性計測研究チーム チームリーダー
花栗哲郎

C-35 オイラーの贈物 : 人類の至宝eiπ=-1を学ぶ
吉田武著
高校生の頃、大学数学にチャレンジしようと手に取りました。一冊かけてオイラーの公式を理解するために、丁寧に順を追って数式を解説しています。表紙の数式 eiπ=-1を 初めて見た時、一見関係のない3つの値が並んでシンプルな解になることに驚きました。初めて数学の美しさを学んだ印象的な本です。
 
仁科加速器科学研究センター RI物理研究室 専任研究員
磯部忠昭
C-36 ロウソクの科学
ファラデー [著] ; 三石巌訳
英国の大科学者ファラデーの子どもたちに向けた講演記録です。中学の頃から何度も読み返す度、理解が深まっていきます。一本のロウソクから原料、燃えるという現象、大気中の元素との関係まで語るのですが、これほど多面的に考えられるのかと感動。その観察力こそ科学の一番大切な部分だと思います。
 
環境資源科学研究センター 合成ゲノミクス研究グループ 研究員
栗原恵美子

C-37 物理学とは何だろうか
朝永振一郎著
湯川さんの終生のライバルである朝永振一郎さんが物理学の歴史を解いたのがこの本。名著です。
 
数理創造プログラム プログラムディレクター
初田哲男 
C-38 だれが原子をみたか
江沢洋著
古代ギリシア以来、原子の存否をめぐる長い論争があった。各時代の科学者の探求を実験で再現しながら物理の歴史を追走する。

C-39 トムキンスの冒険
ジョージ・ガモフ著 ; 伏見康治 [ほか] 訳
平凡な銀行員トムキンス氏が繰り広げる奇想天外な冒険を通して相対性理論を説明した名作物語。1940年原著刊行。
C-40 ねじとねじ回し : この千年で最高の発明をめぐる物語
ヴィトルト・リプチンスキ著 ; 春日井晶子訳
この千年で最大の発明はねじだと著者は言う。古代ギリシア時代まで遡り、ねじに宿る人類の叡智を解き明かす歴史物語。

C-41 世界の発明発見歴史百科
テリー・ブレヴァートン著
生活を一変させ常識を覆した重要な発明・発見300項目を年代順に紹介。20万年以上前のナイフからウィキペディアまで。
C-42 道具と機械の本 : てこからコンピューターまで
デビッド・マコーレイ [著] ; 歌崎秀史訳
てこや缶切りからパソコンまで。生活をとりまく道具と機械200種類の原理・仕組みをイ ラストで解き明かす大型図鑑。
C-43 届かなかった手紙 : 原爆開発「マンハッタン計画」科学者たちの叫び
大平一枝著
1945年、実は原爆開発の当事者である科学者たちは投下阻止のため動いていた。当時を知る人に取材したノンフィ クション。

C-44 ニコラ・テスラ秘密の告白
ニコラ・テスラ著 ; 宮本寿代訳
エジソンを超える天才発明家とも言われながら、歴史に封印された電気技術者ニコラ・テスラ本人による回顧録。
C-45 チューリング : 情報時代のパイオニア
Turing : pioneer of the information age / B. Jack Copeland

※総合図書館では原著のみ所蔵しています。翻訳版は高槻キャンパス図書館から取り寄せて利用できます

現代のコンピュータの基礎となったチューリング・マシンを考案したイギリスの天才数学者、アラン・チューリングの伝記。

C-46 サイバネティックス : 動物と機械における制御と通信
ウィーナー [著] ; 池原止戈夫 [ほか] 訳
心や脳の機能をシステムとして捉えようとした先駆的な書。人工知能研究などの基礎になった。1948年原著刊行。

C-47 システムの科学
ハーバート・A・サイモン著 ; 稲葉元吉, 吉原英樹訳
ノーベル経済学賞受賞者の著者が、人間がつくりだすすべての人工物(モノや社会組織など)に対する科学の可能性を論じる。
C-48 サイエンス・インポッシブル : SF世界は実現可能か
Physics of the impossible : a scientific exploration of the world of phasers, force fields, teleportation and time travel / Michio Kaku

※原著を所蔵しています。翻訳版は公共図書館などで検索してみましょう。

透明マントやタイムトラベルなどの技術は実現可能なのかを物理学者が真剣に考え、可能レベル1〜3に分類しています。エンタメとして楽しい本です。

創発物性科学研究センター センター長  
十倉好紀

C-49 星新一ショートショート1001 (1:1961-1968・2:1968-1973・3:1974-1997)
星新一著

小学生の頃、星新一のショートショートに夢中になりました。今読んでも古くならないおもしろさがありますね。

バトンゾーン研究推進プログラム 人工ワクチン研究チーム テクニカルスタッフ
鈴木千歳

C-50 星を継ぐもの
ジェイムズ・P.ホーガン著 ; 池央耿訳

月で 5万年前の人の遺体が発見されたという所から始まるSFです。大胆な謎解きに引き込まれました。

数理創造プログラム 特別研究員
杉浦拓也 

2階開架カウンター前 展示コーナーに展示中です。

タイトル部分のリンクからKOALAの所蔵詳細画面へリンクします。

貸出中の場合は「予約」をかけることができます。
詳しくは >> koaLABOガイド「総合図書館の入口 (予約)」

 

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図書館スタッフがすぐに出納します

タイトル部分のリンクからKOALAの所蔵詳細画面へリンクします。

「閲覧・貸出申込票」に記入して、図書館1階 メインカウンターに申し込んでください。


※ 記入例はKOALA端末横に備え付けています

koaLABOガイド「総合図書館の入口 (借りる)」も参考にどうぞ!

 

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取り寄せて利用できます

タイトル部分のリンクからKOALAの所蔵詳細画面へリンクします。

その画面から、自分で取り寄せ手続きができます。

詳しくはkoaLABOガイド「総合図書館の入口 (本を取り寄せる)」を参照してください。

 

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関西大学図書館に所蔵していない本も、利用できる手段があります!

 

公共図書館を使う

「科学道100冊」ラインナップの傾向から、今回特におすすめする方法です。

居住している市区町村はもちろん、関西大学(千里山キャンパス)に在学しているみなさんは 吹田市立図書館大阪府立図書館(リンクは別ウィンドウで開きます)も登録利用(貸出・予約など)ができます。

多くの図書館が蔵書検索システム(関西大学でいうKOALA)をウェブ公開しています。所蔵されているか、貸出中でないかを、事前に確認ができます。

その他、利用条件や必要書類、休・開館日などについても、事前にウェブサイトを確認しておくことをおすすめします。

 

「訪問閲覧」する

大学等の機関を直接訪問して 本を使わせてもらうことができます。

詳しくはkoaLABOガイド「欲しい資料が関大にない!(訪問閲覧)」を参照してください。

 

「学外相互利用」(ILL)で取り寄せる

遠方の図書館にしかその本が所蔵されていない場合、郵送してもらうこともできます。

詳しくはkoaLABOガイド「欲しい資料が関大にない!(ILLサービス)」を参照してください。

 

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「科学道100冊」とは?

理化学研究所編集工学研究所が共同で行っている、
書籍を通じて科学者の生き方・考え方、科学のおもしろさ・素晴らしさを届ける」ためのプロジェクト。

2017年に開始、2019年秋からは毎年恒例の企画として再展開されています。

わかりやすく、それでいて深く科学を知ることができるラインナップは、全国の書店や図書館、教育機関でも展示され、好評を博しています。

詳しくは「科学道100冊」ウェブサイト へ。