通常の相互利用サービスで資料が入手できなかったとしたら、図書館ではもう学外から資料を入手できる方法はないですよね?
相互利用サービスについてはこちらから。
図書館を通じて資料を入手するもう一つの方法として、ドキュメントデリバリーサービス(以下、「DDS」)があります。
DDSとは、本学図書館が所蔵しない文献を、提供元(株式会社サンメディア)が独自に構築している学術情報機関とのネットワークを通じて、国内・海外から取り寄せるサービスです。
DDSを利用したい場合、何か特別な手続きがあるのでしょうか?
まずはいつも通り相互利用サービスを申し込んでください。
いったんお預かりし、レファレンス調査のプロたちが、
国内で依頼できないか、くまなく調査します。
そして、DDSでしか入手できないとわかった段階で、
レファレンス係より
「DDSで依頼して良いかどうか」
を確認するため、ご連絡します。
"依頼しても良い"という方のみ、
来館の上、チェックリストの内容確認とサインをお願いしております。
DDSは他の入手方法に比べて何か良いところがある?また、利用するときに何か注意することはある?
良いところ、注意すること、どちらもあります。
まず、良いところですが、2つあります。
1つ目は、他の相互利用の方法では入手できない資料を入手できるかもしれないことです。
2つ目は、他の相互利用の方法に比べ、早く資料が入手できるかもしれないことです。特に海外依頼となるような場合、資料の入手が長期化することがあるので、DDSが有効になることがあるかもしれません。
次に、注意することですが、大きな注意点が1つあります。他は、レファレンス係と相談頂く時にお伝えします。
それは、ほとんどの場合、他の相互利用の方法に比べ、高価となることです。海外のものだと1論文あたり5,000円~5,500円かかり、高いものだと10,000円以上になることもあります。
DDSは個人では利用できないサービスなのでしょうか?