失敗知識データベースは「失敗学」に基づいて作成されています。
「失敗学」とは、畑村洋太郎氏(元関西大学社会安全学部客員教授)が提唱する学問で、命名は立花隆氏です。
「失敗学」とは 「失敗学」における基本的姿勢は、私たちの身近で繰り返される失敗を否定的にとらえるのではなく、むしろプラス面に着目してこれを有効利用しようという点にあります。 |
そして【失敗】の定義とは、
ここでは「人間が関わって行うひとつの行為が、はじめに定めた目的を達成できないこと」を失敗と呼ぶことにします。 別の表現を使えば、「人間が関わってひとつの行為を行ったとき、望ましくない、予期せぬ結果が生じること」とすることもできます。 |
※ いずれも『失敗学のすすめ』(2000.11 講談社)より。上段はpp.23-24、下段はpp.21-22から引用。
動画形式でも配信しています。
視聴方法について詳しくは こちらのガイド を参照してください。
「失敗知識データベース:専門的なデータベース」は
図書館活用ガイダンス【データベース編】に含まれています
自主学習・授業外学習に利用できます。
課題として実施・提出を指示される場合もあります。
科学技術分野の事故や失敗の事例を分析し、
それに至る脈絡 (=「シナリオ」) や、
得られる教訓をまとめたデータベースです。
◆ 事例はカテゴライズされていて、関連事例も見落としにくい。
◆ 専門家が各事例を分析・解説しているため、情報が詳しくまとめられている。
◆ 上記専門家は「データ作成者」として氏名が明記されており、責任の所在が明確。
◆ 科学技術振興機構(JST)による公開(2005~2011年)の終了後、
畑村創造工学研究所に引き継がれた。
! 注意 ! |
収録事例は2008年のものが最新となっています。次回更新は未定。 最新情報は畑村創造工学研究所ウェブサイト「畑村洋太郎のすすめ」(別ウィンドウで開きます)にて。 |