Skip to Main Content

- CiNii Research:日本の学術論文を探す: さっそく使ってみよう

国立情報学研究所(NII)が運営。国内の雑誌記事・論文、特に「学術雑誌」が重点的に収録されているデータベース。

アクセス方法

図書館ウェブサイト内「データベースポータル」にて
資料タイプ「雑誌論文データベース(論文書誌・抄録)」を選択すると便利です。

直接のリンクはこちらから>> データベースポータル「CiNii Research」
 

■ 学外からの利用 ■
EZproxy接続と学認接続が可能です。
詳細はガイド「学外からデータベースを利用するには」を参照してください。

(CiNii Researchはフリーサイトですが、認証を経ることで「KOALAへのリンク」が表示されるようになります)

ログインとログアウト

無料のウェブサイトで公開されているデータベースです。
ログイン・ログアウトの必要はありません。

基本の使い方

【検索画面】

簡易検索画面(下図)での基本の検索方法は
⓪【論文】タブに切り替え
①  キーワードを入力し
②  「検索」ボタンをクリック です。

より多く条件を設定できる「詳細検索」については後述(>>こちらのページ)します。

 

初期設定では検索対象が「すべて」になっています。そのまま検索し、あとで絞り込むこともできるのですが、

 ・自分が今「何を探しているのか」を意識する
 ・ヒットした情報の種類により、資料入手の流れが異なる

などの理由から、
はじめのうちはタブを切り替えたうえで検索することをおすすめします。

 

【検索結果一覧画面】

ヒットしたもの(=入力したキーワードをどこかに含んだもの)が一覧で表示されます。
論文タイトルと、その下に掲載情報が記載されています。

掲載情報=記事のタイトル(論題)・著者名・掲載誌・掲載巻号・発行年月
など、その記事を特定するために必要な諸情報のこと

タイトル部分をクリックすると詳細画面にリンクします。
画面表示内容については、提供元マニュアル >> CiNii Research 論文詳細表示画面について 
 

ここにヒットしてくるものは、あくまで「このような論文が存在している」という「情報」です。
必ずしも、全ての論文をすぐに閲覧できるわけではありません。

本文を入手するには、もう一段階の手順が必要です。

本文の入手

方法は3つあります。一覧画面や詳細画面に表示されるアイコンを利用して、順に確認します。

「本文リンク」を利用し、発行元によりウェブで公開されている本文を入手する。

 「KOALAへのリンク」を利用。掲載情報と合わせて関西大学の所蔵・契約を確認、閲覧する。
 (冊子形態=所蔵、電子形態=契約)
 (アイコンは自動的に全レコードに表示されています。所蔵の有無はリンク後確認できます)

その他の入手方法を検討

順に解説します。

 

①「本文リンク」

CiNii Researchと各種ウェブサイトの提携により、一部の論文には「本文リンク」のボタンが表示されます。
発行元ウェブサイトなどに遷移し、本文をすぐに入手できる場合があります。

ウェブサイトの仕様は機関によって異なりますが、論文本文はPDFファイル形式で表示されていることが多いです。
「PDF」「DOWNLOAD」「開く」などのアイコンや表記を目印に探しましょう。

上図にある「機関リポジトリ」のほか、「DOI」「HANDLE」なども同じくフリーサイトへのリンクです。
さらに、有料データベースへのリンクも一律に表示されます。「日経BP」などは関西大学も契約しているデータベースですが、「日本建築学会」などは契約外です。

どちらも、必ずしも全てが本文閲覧可能とは限りません。同じ雑誌でも記事によって公開/非公開が異なる場合もあります。

提供元マニュアル >> CiNii Research各種リンクについて

 

② 関西大学の所蔵・契約資料

 

「KOALA」のアイコンからは、「蔵書検索システムKOALA」を掲載誌情報で検索します。
別ウィンドウで開くので、論文情報と照合しながら、求める巻号があるか確認しましょう。

電子ジャーナルがヒットした場合も同様です。求める巻号が契約範囲内かを確認します。

 

「電子リソースポータル」のアイコンからは、契約している電子資料を検索します。

 

電子資料の仕様によっては直接本文へアクセスすることもできます。
 

③ その他の入手方法

①・②で入手できなければその他の方法を検討しましょう。

デジタルアーカイブの利用や訪問閲覧・ILLなど、
詳しくはガイド「欲しい資料が関大にない!」で紹介・説明しています。