国立国会図書館デジタルコレクション は、
国会図書館がデジタル化した資料をインターネット上で閲覧できるシステムです。
資料によって、自由にアクセスできるものと、ログインが必要なものがあります。
利用方法
1. 国立国会図書館デジタルコレクションにアクセスする
トップページの検索窓にキーワードを入力します。
次に「ログインなしで閲覧可能」と「送信サービスで閲覧可能」にチェック をつけて検索します。(なお「国立国会図書館内限定」は、国会図書館内のみで閲覧できる資料です。)
画面下にある「コレクション」からは対象資料の選択ができます。また、テキストボックスの右にある「詳細検索」では更に条件を絞り込んだ検索ができます。
2. 検索結果の一覧画面を確認する
検索結果一覧が表示されたら、各検索結果の右端にある「ログインなしで閲覧可能」や「送信サービスで閲覧可能」のマーク(=公開範囲)を確認します。
3. 画像を閲覧するには
◆公開範囲が「ログインなしで閲覧可能」の場合
インターネットで公開されています。
インターネットが利用できる環境であれば誰でも閲覧可能です。
◆公開範囲が「送信サービスで閲覧可能」の場合
「国立国会図書館デジタル化資料送信サービス」を利用して、資料の閲覧ができます。(利用できる資料の一覧リストは国立国会図書館ウェブサイト「図書館向けデジタル化資料送信サービス」を確認してください。)
利用するには、2つの手段があります。
1.個人登録をして利用する |
国立国会図書館の利用者登録を行うことで、利用者自身の端末(スマートフォン、タブレット、パソコン)を用いてインターネット経由で閲覧できるサービスです。 詳しくは国立国会図書館ウェブサイト「個人向けデジタル化資料送信サービス」を確認してください。(サービス内容については国立国会図書館に直接お尋ねください。関西大学図書館ではお答えできません) |
2.関西大学図書館にて利用する |
利用には以下の条件が必要になります。
詳しくは図書館ウェブサイト内、データベースポータル「国立国会図書館デジタルコレクション」を確認してください。 |
必要な資料を所蔵している図書館等を直接訪問し、資料を利用させてもらう方法です。
◆他大学への訪問閲覧(通常)
訪問閲覧には原則「紹介状」が必要です。
利用したい資料を特定し、訪問希望日の2日~3日以上前に、各キャンパス図書館カウンター(総合図書館はレファレンスカウンター)にて、紹介状発行の申し込みをしてください。
全国の大学図書館の所蔵は、CiNii Books で調べることができます。
使い方についてはkoaLABOガイド「CiNii Books:全国の大学図書館から「本」を探す」を確認してください。
資料によっては相手館との連絡、調整に時間がかかる場合があります。できるだけ日程に余裕をもって申し込んでください。 |
◆他大学への訪問閲覧(協定校利用)
学部生・大学院生・専任教職員は、関西大学と協定を結んでいる以下の大学(協定校)の図書館であれば、学生証や教職員証を持参するだけで利用することができます。紹介状は不要です。
今すぐに必要な資料がある場合など、事前の手続きなしに直接利用できるので、大変便利です。
1.学部生が紹介状(事前申し込み)なしで利用が可能な協定校一覧
大阪大学、大阪公立大学、武庫川女子大学、法政大学、明治大学、津田塾大学の合わせて6大学
2.大学院生・専任教職員が紹介状(事前申し込み)なしで利用が可能な協定校一覧
学部生が利用できる6大学に加えて、関西学院大学、立命館大学、同志社大学、早稲田大学の合計10大学
協定校にある全ての図書館や図書室が利用できるわけではありません。利用できる施設や利用条件は各協定校によって異なります。詳しくは図書館ウェブサイト「協定校利用」 で確認してください。 研究室所蔵や特別コレクションなど、資料によっては紹介状(事前申し込み)が必要な場合があります。 |
ILLとは「Interlibrary Loan」の略称で、図書館間相互貸借の略称です。
資料のコピー、あるいは現物を、所蔵館から関西大学まで送ってもらうサービスです。
このサービスは関西大学の学部生・大学院生・教職員などが対象です。
◆複写取り寄せ=必要箇所のコピーを取り寄せる場合
◆現物借用(図書)=資料そのものを借用する場合
各キャンパス図書館カウンター(総合図書館はレファレンスカウンター)で申し込みをしてください。
大学院生・教職員は図書館オンラインサービスからでも可能です。
申し込み方法や金額、利用範囲などについてkoaLABOガイド「ILL Q&A」で詳しく紹介しています。
資料によっては、官公庁や学協会など発行元機関のウェブサイトで公開されています。
機関・学会名、誌名、論文名などで検索し、確認してみるとよいでしょう。
資料は、PDF形式でダウンロードできるものもあります。
特に大学発行の「紀要」等は、各機関リポジトリでの公開が広まっています。
大学名+リポジトリ でウェブ検索してみましょう。
機関リポジトリの一例、 関西大学学術リポジトリ
デジタルアーカイブ【digital archive】とは
「博物館、美術館、公文書館などの所蔵資料を電子化して保存・公開するシステム」です。(引用:デジタル大辞泉)
比較的古い洋文献は、海外のデジタルアーカイブで無料公開されている場合があります。
代表的な2つのアーカイブを紹介します。
◆ Internet Archive
Internet Archive は世界中のウェブサイトや映像、音楽といったデジタル情報を記録・保存している非営利法人です。著作権保護対象外の図書や雑誌も電子化して提供しています。
トップページの検索窓にキーワードを入力し、検索します。
タイトルや著者名をで検索する場合は「Search metadata」から検索ができます。
より詳しく条件設定をして検索する場合は「Advanced Search」から検索ができます。
検索結果一覧から、見たい資料をクリック(もしくはタップ)すると画像が開きます。複数パターンの閲覧形式が用意されていますので、自身の利用に適したものを選ぶことができます。
◆ HathiTrust Digital Library
HathiTrust Digital Library は、アメリカの大学図書館を中心とした、協同デジタルアーカイブです。著作権保護対象外の図書や雑誌が無料公開されています。
トップページの検索窓からタイトルや著者、出版社など項目を指定して検索することができます。
検索結果一覧で「Full view」をクリック(もしくはタップ)すると全文を閲覧できます。