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- CiNii Research:日本の学術論文を探す: 検索のポイント

国立情報学研究所(NII)が運営。国内の雑誌記事・論文、特に「学術雑誌」が重点的に収録されているデータベース。

検索フォームの使い分け

「検索」ボタンの下、「詳細検索」をクリックすると条件の入力欄が開き「詳細検索画面」となります。目的によって使い分けましょう。

■ 簡易検索画面

= フリーワード検索
≒ 幅広く情報を集める検索方法
 

例)「地域活性化」について書かれた論文をいろいろ読んでみたい

(「フリーワード」欄にキーワードを入力)

 

■ 詳細検索画面

= 条件を細かく設定して検索
≒ 特定の(個または範囲の)情報を入手する検索方法
 

例)『建築雑誌』に掲載された、「校舎」に関する記事を探す

(「刊行物名」「フリーワード」欄にそれぞれ入力)

キーワードを工夫しましょう!

的確な検索結果を得るためには
検索キーワードをきちんと意識し、工夫をする必要があります。

例1)目的や切り口によって、似た意味でも異なる言葉が存在します。複数種類が考えられる場合は、それぞれで検索をしてみるとよいでしょう。

地域振興  → 6,345件
地方創生  → 5,330件
地域創生  → 1,024件
地域活性化 → 9,529件 (件数は2022年4月現在)

 

例2)初めに思いついたキーワードで検索しただけで満足せず、「他の言い方(=類語、別名)はないか?」と考えるくせをつけましょう。

アメリカ → 米国 ?
サッカー → フットボール ?
子ども  → 児童 ?

 

キーワードのヒントとして、事辞典を利用するのもよいでしょう。
横断検索のできるデータベース「ジャパンナレッジLib」がおすすめです。ガイドは >> こちら

論理演算子

検索にあたり、キーワードは様々に考え、追加したり除いたりしながらよりよい検索結果を求める必要があります。この際、検索演算子を知っていると効率を大幅に上げることができます。
CiNii Researchで使える演算子 AND, OR, NOT, ( ) を紹介します。
(※ 以下、△は空白スペースを示しています)

■ AND
入力したキーワードを全て含むものを検索します。
指定するキーワードの間に「△&△」あるいは「△AND△」、もしくは「△」(スペースのみ)を入力します。
インターネットの検索エンジンでもおなじみの方法です。

例)「イギリス」と「紅茶」の両方を含む論文を検索する

  イギリス AND 紅茶  

 

    イギリス & 紅茶     

 

     イギリス 紅茶     

 

■ OR
入力したキーワードのうち、どれかひとつでも含むものを検索します。
指定するキーワードの間に「△OR△」あるいは「△|△」と入力します。

例)「イギリス」もしくは「英国」どちらかを含む論文を検索する

     イギリス OR 英国     

 

       イギリス | 英国       

 

■ NOT
指定したキーワードを含まない検索をします。
指定するキーワードの前に「△NOT△」あるいは「△-」と入力します。

例)「広島市」を含むが「北広島市」は含まない

     広島市 NOT 北広島市     

 

■ ( 丸カッコ
検索式の優先順位を指定します。四則演算でも使用されますね。

例)「イギリス もしくは 英国 のどちらか」と「紅茶」の両方が含まれる

  (イギリス OR 英国) 紅茶