的確な検索結果を得るためには
検索キーワードをきちんと意識し、工夫をする必要があります。
例1)目的や切り口によって、似た意味でも異なる言葉が存在します。複数種類が考えられる場合は、それぞれで検索をしてみるとよいでしょう。
地域振興 → 6,345件
地方創生 → 5,330件
地域創生 → 1,024件
地域活性化 → 9,529件 (件数は2022年4月現在)
例2)初めに思いついたキーワードで検索しただけで満足せず、「他の言い方(=類語、別名)はないか?」と考えるくせをつけましょう。
アメリカ → 米国 ?
サッカー → フットボール ?
子ども → 児童 ?
キーワードのヒントとして、事辞典を利用するのもよいでしょう。
横断検索のできるデータベース「ジャパンナレッジLib」がおすすめです。ガイドは >> こちら
検索にあたり、キーワードは様々に考え、追加したり除いたりしながらよりよい検索結果を求める必要があります。この際、検索演算子を知っていると効率を大幅に上げることができます。
CiNii Researchで使える演算子 AND, OR, NOT, ( ) を紹介します。
(※ 以下、△は空白スペースを示しています)
■ AND
入力したキーワードを全て含むものを検索します。
指定するキーワードの間に「△&△」あるいは「△AND△」、もしくは「△」(スペースのみ)を入力します。
インターネットの検索エンジンでもおなじみの方法です。
例)「イギリス」と「紅茶」の両方を含む論文を検索する
イギリス AND 紅茶 |
イギリス & 紅茶 |
イギリス 紅茶 |
■ OR
入力したキーワードのうち、どれかひとつでも含むものを検索します。
指定するキーワードの間に「△OR△」あるいは「△|△」と入力します。
例)「イギリス」もしくは「英国」どちらかを含む論文を検索する
イギリス OR 英国 |
イギリス | 英国 |
■ NOT
指定したキーワードを含まない検索をします。
指定するキーワードの前に「△NOT△」あるいは「△-」と入力します。
例)「広島市」を含むが「北広島市」は含まない
広島市 NOT 北広島市 |
■ ( )丸カッコ
検索式の優先順位を指定します。四則演算でも使用されますね。
例)「イギリス もしくは 英国 のどちらか」と「紅茶」の両方が含まれる
(イギリス OR 英国) 紅茶 |