海外にある資料がほしい
海外依頼あれこれ
古い貴重な本
電子ジャーナル
国立国会図書館から借りたい
小さな資料室にある資料
江戸時代の文献について調べています。
原本のコピーがほしいのですが、
そんな貴重な資料の複写物取り寄せは無理ですよね?
貴重な資料(以下、貴重書)だからといって、
あきらめないでください。
◆貴重書の複写を受け付けてくれるところはたくさんあります!
◆借用を受け付けてくれるところもとっても少ないですが、あります!
◆借用は無理でも、著作権が切れていれば全頁複写の依頼が可能です!
*全ての所蔵館が全頁複写に対応しているわけではありません
とにかく、まずはカウンターでご相談ください!
やっぱり"貴重書"だから
手続きとかいろいろ複雑になりますか?
他にも、いつものILLと違うところはありますか?
相手館にもよりますが、
複写をお願いするための申請書を事前に提出する必要があります。
そのため、申し込みから複写物・借用物の受け取りまでに
何度か来館をお願いすることがあるかもしれません。
少し面倒かもしれませんが、ご協力くださいね。
相手館によっては、
電子複写で資料を傷めないために、
原本を複製したマイクロフィルム資料からの紙焼き(プリントアウト)になることがあります。
この場合は厳密には原本からの複写とはなりませんので、ご了承ください。
時間もお金もあまりないけど、
貴重書のコピーがどうしてもほしいんです。
申請の手続きや決裁などが必要になるため、
いつもよりも時間がかかります!
さらに、
資料をマイクロ化するところから始める場合があります。
そうなるともっと時間がかかります!!
(過去には2か月以上かかったことも!)
まれに通常資料と同じくらい早く届くこともありますが・・・
依頼先の館の手順や規定に必ず従わなければいけません。
時間の余裕をもって申し込みしましょう。
とにかく急いでいる!という場合は訪問閲覧を検討してください。
「ひとまず資料を閲覧するだけ」なら可能かもしれません。
料金に関しては、相手館によってさまざまですが、
★手数料
★専門業者への複写作業委託
などが発生する場合もあり、
いつもよりも値段が高くなる可能性があります。
見積もりが必要な際は、申込時カウンターでご相談ください。
料金の基本については ↓
参考ガイド【ILL Q&A(かんたん便利編)お金のこと】
全国各地に所蔵されている古典籍の目録や
公開されている古典籍を実際に見てみましょう。
人文学オープンデータ共同利用センター(Center for Open Data in the Humanities / CODH)